海外案件

「米国ドロップシッピングで月50万」スクール100万円、関税と返品で在庫死蔵した40代会社員

手口:米国ドロップシッピングスクール(関税・返品対応未告知)

被害額 ¥1,000,000-

Yさん(仮名・45歳男性・大分県の通信機器メーカー営業)から届いた話。米国ドロップシッピングスクールに100万円を投じた経緯。

YouTubeから

2024年初、YさんはYouTubeで『米国ドロップシッピングで月50万・在庫不要・在宅完結』という動画を視聴。米国Shopify店舗を立ち上げ、中国の業者から直接顧客に発送するノウハウ系教材。

段階的課金

入門コース 158,000円 → 本科スクール 580,000円 → 広告運用サポート 168,000円 → 物流契約 95,000円。合計約100万円。住宅ローンの繰上返済資金から流用。

広告運用と売上

本科スクール開始3か月で米国向けShopify店舗を構築。Facebook広告に約30万円投じ、売上は約60万円達成。だがここから問題が発生。

関税と返品の落とし穴

米国からの返品対応・関税対応はスクール教材で十分に説明されておらず、Yさんが実際の運営で直面した課題:①返品時の国際返送料がYさん負担、②米国カリフォルニア州での販売税登録漏れ、③Facebook広告ポリシー違反でアカウント凍結。これらの対応コストで売上利益が全て消失。

消費生活センター・弁護士相談

『重要事項不告知』として消費生活センター経由で交渉、弁護士介入で約25万円返金で和解。最終損失:教材費約75万円+広告費30万円+諸対応費=累計約100万円超。

振り返り:3つの教訓

1. 米国ドロップシッピングは『関税・販売税・返品対応』の3層が運営者負担

2. 越境ECは『広告運用+税務+カスタマーサポート』を全てこなす総合力が必要

3. 住宅ローン繰上返済資金を副業に投じる判断は、家計のリスク管理として不適切

同じカテゴリの取材記録

「海外輸入で月100万円」スクールに90万円・関税で破綻した40代男性 「Amazon輸出で月50万・在宅可」スクールに145万円、アカウント凍結で全滅した20代男性 「韓国コスメ転売で月20万・主婦OK」スクール45万円、偽物流入で苦情対応に追われた30代ママ

このカテゴリの全記事を見る →