Wさん(仮名・30歳男性・長崎県)から届いた話。中国輸入Yahooオク転売スクールに70万円を投じた経緯。
退職を機に
2024年初、Wさんは運送業を退職し、在宅でできる副業を探していた。YouTubeで『中国輸入Yahooオクで月30万・初心者OK』という動画を視聴。Alibaba・1688等から仕入れ、Yahoo!オークションで販売するノウハウ系教材。
段階的課金
入門コース 98,000円 → 本科スクール 348,000円 → 仕入代行サービス 120,000円 → 物流契約 50,000円 → 特別講座 80,000円。合計約70万円。退職金から支払い。
仕入れた商品の実態
スクール推奨の『高利益率商品』は、ブランドロゴが微妙に違うバッグ・財布・時計などの『類似品』が中心。Wさんが実際に仕入れて Yahoo!オークションに出品したところ、複数商品でブランドホルダーからの権利侵害申告が入り、出品削除+アカウント警告を受けた。
『特別講座』の中身
8万円払った『特別講座』は、知的財産権を回避する『商品の選び方』を伝える内容で、要は『どの商品がバレにくいか』のリスト共有。法的にグレーであることは明らかだが、講師は『個人取引レベルなら問題ない』と説明していた。
消費生活センター相談
『不実告知』『公序良俗違反』として消費生活センターに相談。本科スクールと特別講座から約15万円返金で和解。最終損失:教材費約55万円+仕入在庫の評価損約10万円=約65万円。
振り返り:3つの教訓
1. 中国輸入の『高利益率商品』は偽ブランド・類似品が混在している前提で見る
2. 知的財産権侵害は『個人レベル』でも刑事責任の対象(商標法違反)
3. 退職直後に高額スクールに飛び込むのは、判断力が落ちやすいタイミング