Yさん(仮名・32歳男性・愛知県のIT会社勤務)から届いた話。SNSで知った高額起業コンサルに280万円払った経緯。
SNSからの誘導
2023年秋、YさんのInstagramに『元会社員が3か月で月収300万円・脱サラ成功』という広告。プロフィールは30代男性で、海外旅行・高級腕時計・タワマン写真が並ぶ典型的なインフルエンサー。
無料セミナー → 個別面談
無料Zoomセミナー(90分)後、個別面談で『あなたの可能性は本物』と告げられ、3か月プログラム198万円を提案。即決を促され、クレジットカード分割払いで契約。
追加課金
プログラム中、『特別コース』『専属サポート』として追加88万円、ツール代9万8千円、研修参加費6万円。合計約280万円。
プログラム終了時の実態
3か月のコンテンツは、汎用的なマーケティング教材(YouTubeで無料公開されているレベル)と、Zoomでの月1回グループコンサル。Yさんの『起業』は具体化せず、プログラム終了時点で売上ゼロ。
『フェーズ2』への誘導
『3か月で結果が出なかったのは普通』『フェーズ2に進む必要』と追加300万円のプログラムを提案された。Yさんは断り、消費生活センターに相談。
返金交渉
消費生活センター仲介で、特商法・消費者契約法の『断定的判断の提供』として、約60万円の返金で和解。残り220万円は損失確定。
振り返り:3つの教訓
1. 『3か月で○○万円』『脱サラ』を即決提案する商材はほぼ確実に高額詐欺
2. インフルエンサーの『成功者写真』は演出可能(レンタル含む)
3. クレジットカード分割払いは『今すぐ決められる』錯覚を作る装置