Rさん(仮名・47歳女性・福島県の看護助手)から届いた話。Instagram起点のロマンス商法で65万円を失った経緯。
突然のフォロー
2024年初、Rさんの Instagram に40代男性『シンガポール在住・日本人投資家』を名乗るアカウントからフォローと DM。プロフィールには高級レストラン・ヨット・タワーマンションの写真が並ぶ。最初の DM は『同じ歳くらいで、共通点を感じました』という穏やかな書き出し。
2か月の毎日連絡
DM での会話が毎日続き、徐々に『日本の女性は誠実で信頼できる』『離婚されて子育てされている強さに尊敬します』とRさん個人を持ち上げる流れに。電話は『時差と仕事の都合で難しい』と回避され、通話・ビデオ通話は実現せず。
取引所への誘導
3か月目、相手から『暗号資産で少しずつ増やしてみませんか』と提案。指定された海外暗号資産取引所に登録、最初は30万円を送金。専用画面では1週間で60万円に増えた表示。Rさんは『出金してみてもいい?』と確認し、20万円ほど一旦出金できた(信用させるための返金)。
追加送金と凍結
『一気に増やしましょう』との誘いで、追加35万円を送金。総計65万円。次に出金しようとすると『口座凍結解除料』として15万円の追加送金要求。ここでRさんは停止し、警察に相談。
警察・国民生活センター相談
福島県警と国民生活センターに相談。海外取引所での暗号資産送金のため、犯人特定は困難。プロフィール写真も別人の SNS からの流用と判明。連絡途絶。
振り返り:3つの教訓
1. Instagramで突然フォローしてくる『海外在住投資家』は警戒対象
2. 通話・ビデオ通話を回避する相手は実在性を疑う
3. 最初の出金成功は『信用させるための返金』のパターン