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「半年で月100万円」コピペ物販コンサルに80万円払った40代主婦の話

手口:コピペで稼げる物販コンサル(中古ノウハウ・段階的高額課金)

被害額 ¥800,000-

Iさん(仮名・41歳女性・神奈川県の専業主婦)から届いた話。Instagram広告で知った『コピペで月100万円の物販コンサル』に半年で80万円を支払い、結果的に売上ほぼゼロのまま卒業させられた経緯。

Instagram広告から

2024年初、Iさんはインスタで『コピペで月100万円・主婦の私でもできた』という広告を見た。広告主は40代女性で、自宅のキッチンを背景に明るく話す動画。『私も最初は売上ゼロだったが、教材を信じて続けたら半年で月100万円』という内容。

段階的課金

無料LINEから始まり、29,800円の入門講座→98,000円の中級スクール→198,000円の上級コース→398,000円の個別コンサルと、3か月で4段階の課金。合計約72万円。さらに『Amazon物販ツール代』として月額会費9,800円×6か月で計58,800円。半年で約78万円。

実態の中古ノウハウ

提供されたノウハウは、2020-2021年頃のAmazon物販手法。当時は機能していた可能性があるが、Amazonの規約変更とアカウント取得難化により、2024年時点では再現性が極めて低い手法だった。

『成功者の声』として紹介されていた『月100万円達成者』は、スクールの初期2-3年前の生徒で、Amazon規約変更前の事例。最近1年の卒業生は『成功者の声』にはほぼ登場していなかった。

『卒業』通知

半年経過時点で、Iさんの売上は累計約3,000円。コンサル側からは『あなたの本気度が足りない』『あと半年継続コースをおすすめする』と追加課金を提案された。

Iさんが断ると、コンサル側は『卒業ということで』と急に冷たくなり、LINEのコミュニティからも除外された。

消費者センター相談

消費生活センターに相談したところ、特定商取引法上の『誇大広告』『断定的判断の提供』に該当する可能性ありと指摘された。クーリングオフ期間(8日)は過ぎていたが、特商法違反を理由とした契約取消の余地ありとの助言を受けた。

弁護士相談(30分5,000円)でも、消費者契約法・特定商取引法違反として、最大半額程度の返金請求が可能との意見。ただし、業者側の対応次第で訴訟まで進む可能性もあり、Iさんは時間と費用を考慮して、内容証明郵便を1通送る程度に留めた。

夫への告白

家計貯蓄から無断で80万円を引き出していたことを、夫に告白。夫は当初激怒したが、最終的に家計管理を夫が一元化することで合意。Iさんは月3万円のお小遣いの中から少しずつ返済する形に。

その後

Instagramの該当コンサルアカウントは現在も活動中。Iさんは『コピペで月100万』系の広告を見るたびに、似た被害者が増え続けているのを感じている。

振り返り:3つの教訓

1. 『月収100万円』は『一部の上位卒業生』の数字、平均ではない
スクール系は『最大値』を広告に使う。平均値・中央値を必ず問い合わせる。

2. 段階的課金は典型的な誘導手口
最初は29,800円でも、半年後に総額70-100万円に膨らむ構造。最初の段階で『将来の総額』を確認する。

3. 配偶者の同意なしに家計から60万円超え引き出さない
金額の大小ではなく、信頼の問題。投資・副業判断は家族と共有する。

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