Oさん(仮名・62歳男性・岡山県の元地方公務員)から届いた話。株式投資ZOOMセミナーで100万円失った経緯。
YouTube広告から
2024年夏、Oさんは YouTube で『定年退職後の資産運用・年金+200万円』という広告動画を視聴。運営は東京都港区の投資顧問会社、代表は元証券マンを名乗る40代男性。無料ZOOMセミナー(90分)に登録。
無料セミナーで提案
無料セミナーでは『毎月の推奨銘柄をお届けする月額契約』12万円×3か月分の提案。さらに『個別アドバイス付きVIPプラン』60万円。Oさんは退職金の一部を充て、両方契約。合計約100万円。
推奨銘柄の実態
毎月の推奨銘柄は、中小型株5銘柄ほど。Oさんは指示通りに購入したが、半年で5銘柄中4銘柄が下落。VIP個別アドバイスも『損切りせず待ちましょう』『相場が戻る』の繰り返しで、具体的な売り時の指示はなし。
サブスク終了後
3か月のサブスク終了後、運営からの連絡が大幅に減少。VIPプランの『個別アドバイス』も月1回程度の定型メッセージのみ。Oさんが質問しても2-3週間後に短文で返信。
消費生活センター相談
『役務提供の不実告知』として消費生活センターに相談。VIPプラン分から約30万円返金で和解。サブスク12万円×3か月+VIP30万円返金後+実際の株式損失約25万円=総損失約60万円。
振り返り:3つの教訓
1. 『元証券マン』『元銀行員』の肩書きは経歴詐称の可能性も含めて確認
2. 退職金は『増やそう』とせず、生活防衛資金として確保する判断も大切
3. ZOOMセミナーの無料部分は『売り込み導線』と理解する